銅、アルミ、鉄、電気の通しやすさはどれが一番ですか?

インスタのモノづくり・電気工作投稿をよく見ています。そうすると、電子基板を使わず電子部品どうしをそのままはんだ付けして作品にしていました。とてもクールです。私も作りたくなったのですが、複雑な回路になるとどうしても導線(ふつうは銅線)が必要になります。ホームセンターで買える針金でいいかと思ったので質問しました。

質問Q:銅、アルミ、鉄の電気通しやすさを教えてください。電気工作で基板の代わりに針金を使おうと思います。

回答A:電気の通しやすさ(導電率)は、金属の種類によって大きく異なります。ご質問いただいた銅、アルミ、鉄の3つを比較すると、以下の順番になります。

電気の通りやすさランキング

  1.  銅(最も通りやすい)
  2. アルミニウム
  3. 鉄(この中では最も通りにくい)

それぞれの特性をもう少し詳しく解説します。

 銅

電気抵抗が非常に小さく、効率よく電気を流せます。

家電のコード、電線、基板の配線など

アルミ

銅の約60%ほどの導電率ですが、非常に軽いのがメリットです。

送電線(長距離の架空電線)、高圧線

銅に比べると電気抵抗が大きく、熱を持ちやすい性質があります。

構造材としての利用が主(電気用としては限定的)

なぜ使い分けるのか?

一番電気を通すのは銅ですが、すべての電線が銅なわけではありません。

例えば、空高くに張られている送電線には、あえてアルミが使われることが多いです。これは、アルミが銅よりもずっと軽いため、重さで電線が垂れ下がったり鉄塔に負担をかけたりするのを防ぐためです。

一方で、家庭のコンセントに繋ぐようなコードは、細くてもしっかり電気を流せる銅が主流です。

豆知識:銀がナンバーワン

ちなみに、すべての金属の中で最も電気を通しやすいのは銀です。しかし、銀は非常に高価なため、日常的な電線ではなく、精密機器の接点など特別な場所にだけ使われています。

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